• 焼損の著しいモジュール2枚は、表面のガラスが破損して一部の太陽電池セルが脱落していた。
• 焼損の著しい2枚のモジュールのうち1枚で、端子ボックスが焼損しており、接続金具の一部が接続ケーブルにつながった状態で脱落していたが、端子ボックスの詳細な確認ができなかった。
• 接続ケーブルが焼損して断線しており、断線部に溶融痕が認められたが、断線箇所がどの位置かを特定することができなかった。 ● 当該製品は、端子ボックスが異常発熱して出火に至った可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。• 当該製品は著しく焼損しており、大部分の太陽電池セルが脱落していたが、端子ボックスは残存していた。
• 端子ボックスに出火した痕跡は認められなかったが、内部のバイパス回路のダイオード3個のうち1個は片側のリード端子が端子接続金具のはんだ付け部から外れて焼損しており、端子接続金具に一部溶融した痕跡が認められた。
• リード端子が外れたダイオードは短絡故障していた。
• 残存していた太陽電池セルの配線回路のうち、短絡していたダイオードにつながる配線回路の断線部に溶融痕が認められた。 ● 当該製品は、太陽電池セルに異常が生じた際、バイパスダイオードのリード端子が外れていたため、バイパスされなかったことから、異常が生じた電池セルが発電時に通電されて焼損したものと推定されるが、リード端子が外れた経緯が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
• 当該製品を含む同型式2枚の太陽電池モジュールが著しく焼損していた。
• 焼損の著しい2枚のモジュールは、表面のガラスが割れ、太陽電池セルの一部が脱落して確認ができなかったが、端子ボックスに出火した痕跡は認められなかった。
• 焼損の著しい2枚のモジュールのうち1枚は、端子ボックスにつながる接続ケーブルが端子ボックスから14cmの中間部で断線し、断線部に溶融痕が認められた。
● 当該製品は、接続ケーブルが断線、スパークして出火した可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
• 当該製品を含む同型式2枚の太陽電池モジュールの焼損が著しく、モジュール下の防水シート及び野地板が焼損していた。
• 焼損が著しいモジュール2枚は、表面のガラスが割れ、太陽電池セルの一部及び背面の端子ボックスが焼損して脱落しており、2本あるバックレールの片側が外れていた。
• 焼損していなかったモジュールの端子ボックス内で接続ケーブルにつながる接続金具と太陽電池セルにつながるタブ配線との接続部に溶融が認められた。
• 焼損付近の接続ケーブルは、焼損が著しく詳細は確認できなかったが、焼損箇所とは別の箇所で、バックレールに接続ケーブルが挟まれた痕跡が認められた。
• 太陽光発電システムの出力電圧は、施工事業者による遠隔監視がされており、焼損した当該製品の系統を含めた3系統の出力電圧は、約4年前から低下し続けていたが、マニュアルに定めてある保守点検は実施されていなかった。
● 当該製品はケーブルの挟み込みにより異常発熱して出火した可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があり、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
これ酷すぎだろ
リコールならないの?
火災によって肝心な部分が焼け落ちてしまっている以上、原因の特定などできるはずがない。だが全件で端子ボックス周辺が激しく焼損しており、出火源として極めて疑わしいと経産省にも指摘されている。
経産省にここまで指摘されてるのに、ヤフー記事と一緒とか、原因不明だから問題ないってすごい解釈だな。
>>607
今のところ4件かな。
ただし、以前の消費者庁の報告によると原因は経年変化によって起こり設置年数の新しいパネルでは、火災は起こっていないとのこと。
消費者庁が注意喚起した時(2019年)にはまだ一条のパネルは新しいものばかりで、一条の発表では火災は起こっていなかったらしい。
あとは>>608にレスした通り。
自分も含めてパネル一体型屋根は、少なくとも30年間はメンテナンスの必要がないと聞いてると思うけど、
この件はケイカル板を施工してあっても、家屋への延焼の可能性が低下するというだけで、回路の異常による発火は関係なく起こる可能性がある。
そう考えると太陽光の収支計算もリスク込みで考え直さないといけないかもね。
今一条で建てても同じパネルになるのかな?
>>622
パネルの型番は頻繁に更新されてるっぽいね。
ただリストのパネルも複数あるから色んな型番で火災は起きてる模様。
>>623
じゃあどうやって正解知ったの?
どこかに知るルートあったけ?
>>625
どうやって点検するの?
自分で足場組んで点検しろとでも?
今はまだ氷山の一角かもしれないけど、今後の経過も含めて、一条工務店にはしっかりと説明責任を果たしてもらいたいね。
まあ詳細は

見た方がわかりやすい。
記事の時点(2019年)では単なる予測だったけど、2022年までの間に実際に4件火災が起こってしまった。
2025年時点では何件かはわからないけど、本来は一条の方から施主向けに経過の報告は欲しいよね。
経済産業省公表の一条工務店の太陽光パネルによる火災発生事例
https://www.meti.go.jp/product_safety/policy/2022daisanshaiinnkai/fumei_230414.pdf
令和3年2月20日(福島県)
令和4年8月23日
太陽電池モジュール(太陽光発電システム用) PVM-820206 株式会社日本産業(輸入事業者)
○当該製品を含む同型式2枚の太陽電池モジュールの焼損が著しく、モジュール下の野地板と野地板上に堆積していた樹木の葉が焼損していた。
○焼損の著しいモジュール2枚は、表面のガラスが破損して一部の太陽電池セルが脱落していた。
○焼損の著しい2枚のモジュールのうち1枚で、端子ボックスが焼損しており、接続金具の一部が接続ケーブルにつながった状態で脱落していが、端子ボックスの詳細な確認ができなかった。
○接続ケーブルが焼損して断線しており、断線部に溶融痕が認められたが、断線箇所がどの位置かを特定することができなかった。
●当該製品は、端子ボックスが異常発熱して出火に至った可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
令和4年7月2日(静岡県)
令和4年8月23日
太陽電池モジュール(太陽光発電システム用) PVM-120205 株式会社日本産業(輸入事業者)
○当該製品は著しく焼損しており、大部分の太陽電池セルが脱落していたが、端子ボックスは残存していた。
○端子ボックスに出火した痕跡は認められなかったが、内部のバイパス回路のダイオード3個のうち1個は片側のリード端子が端子接続金具のはんだ付け部から外れて焼損しており、端子接続金具に一部溶融した痕跡が認められた。
○リード端子が外れたダイオードは短絡故障していた。
○残存していた太陽電池セルの配線回路のうち、短絡していたダイオードにつながる配線回路の断線部に溶融痕が認められた。
●当該製品は、太陽電池セルに異常が生じた際、バイパスダイオードのリード端子が外れていたため、バイパスされなかったことから、異常が生じた電池セルが発電時に通電されて焼損したものと推定されるが、リード端子が外れた経緯が不明のため、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
令和2年5月8日(岐阜県)
令和4年8月23日
太陽電池モジュール(太陽光発電システム用) PVM-600200 株式会社日本産業(輸入事業者)
○当該製品を含む同型式2枚の太陽電池モジュールが著しく焼損していた。
○焼損の著しい2枚のモジュールは、表面のガラスが割れ、太陽電池セルの一部が脱落して確認ができなかったが、端子ボックスに出火した痕跡は認められなかった。
○焼損の著しい2枚のモジュールのうち1枚は、端子ボックスにつながる接続ケーブルが端子ボックスから14cmの中間部で断線し、断線部に溶融痕が認められた。
●当該製品は、接続ケーブルが断線、スパークして出火した可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があったことから、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
令和4年4月7日(岡山県)
令和4年8月25日
太陽電池モジュール(太陽光発電システム用) PVM-412150 株式会社日本産業(輸入事業者)
○当該製品を含む同型式2枚の太陽電池モジュールの焼損が著しく、モジュール下の防水シート及び野地板が焼損していた。
○焼損が著しいモジュール2枚は、表面のガラスが割れ、太陽電池セルの一部及び背面の端子ボックスが焼損して脱落しており、2本あるバックレールの片側が外れていた。
○焼損していなかったモジュールの端子ボックス内で接続ケーブルにつながる接続金具と太陽電池セルにつながるタブ配線との接続部に溶融が認められた。
○焼損付近の接続ケーブルは、焼損が著しく詳細は確認できなかったが、焼損箇所とは別の箇所で、バックレールに接続ケーブルが挟まれた痕跡が認められた。
○太陽光発電システムの出力電圧は、施工事業者による遠隔監視がされており、焼損した当該製品の系統を含めた3系統の出力電圧は、約4年前から低下し続けていたが、マニュアルに定めてある保守点検は実施されていなかった。
●当該製品はケーブルの挟み込みにより異常発熱して出火した可能性が考えられるが、焼損が著しく、確認できない部品があり、製品起因か否かを含め、事故原因の特定には至らなかった。
経産省によると、焼損が著しく確認出来ない部品があるため事故原因の特定は難しく、今後の事故の発生について注視し、必要に応じて対応を行うこととしていますとのこと。
関連
https://www.smarthouse2.com/?p=16483
https://www.caa.go.jp/policies/council/csic/report/report_012/
>>655
この報告書を見る限り、火災が起きた型番を古い順に並べると
PVM-120205
PVM-412150
PVM-600200
PVM-820206
となり、報告書によるとPVM-412150の時点ではすでに遠隔監視は行われていて、原因となっている可能性があると記載されている。
一方でPVM-600200、PVM-820206に関しては遠隔監視が行われていたにもかかわらず、原因であったという記載はない。
つまり、PVM-600200、PVM-820206に関しては遠隔監視が適正に行われていたにもかかわらず、火災が起こってしまったということになるね。
遠隔監視もあてにならないとは困ったな。



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